一筆☆啓上

観た映画、読んだ小説の印象を綴ります

2023-10-05から1日間の記事一覧

映画「女の中にいる他人」(1966)

長谷川和彦がメガホンを取った「青春の殺人者」*1において、父親を刺殺し自首しようとする息子に対して母親が「これは我が家の問題で国や法律は関係ない」と出頭を引き留める場面は、市原悦子の鬼気迫る演技と相まって、鮮烈な記憶として私の脳裏に焼き付い…